お仕事・脱依存・禁煙・PMS・音楽など適当に書いています。VIVA平和じゃない人生

就職が決まりました。そして悲しいです。

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禁煙半年通過。でももう吸おうかな…。

こんばんはのほほんです。
表題の通り長らく続いた転職活動ですが、9ヶ月のブランクの後決まりました。
妙齢無職から、妙齢正社員になることが決定です。
このニートのブログはどうしていこうかな?といった気分ですが、今後もきっと転職すると思うので適当に続けて行ければと思います。

で、表題の「悲しい」理由を書いていきたいです。長いです。

不本意

なかなか決まらなかった転職でした。
前回は半月で紹介予定派遣に決定したので随分かかりました。
年齢なのか正社員ねらいだからなのか。今まで正社員になったことがないからか。
1つだけハッキリしてることがありました。
それは「自分でも知ってる有名企業に就職したかった」こと。
これ、やばいです。低学歴・無職・該当職種の経歴も浅い私にはとんでもなく高望みでしたし、それが高望みだなんて気づいていませんでした。
幸い学歴不問案件が多い業界ですが、大卒と高卒がきたら教養の点で大卒を書類通過させると思いますし、同じように若い子、職歴が長い子、を優先的にとっていくと思います。
そして、2.30社応募を済ませてるうちにだんだんと『これはわたし用の求人じゃないんだな』と言う事実が見えだしました。(きちんとした就活は初めて)
この時は非常に、自分の無知にも、学歴にも、今までの職歴にも、ほぼ全部の自分の人生に後悔してしまいました。

前職でのトラウマを最近認めた…

話が前後しますが、今にして思えば、前職の退職前は朝起きれないのが顕著で、動く前に号泣していました。これはとっとと心療内科に行くべきでした。
多分私は初日からそこの仕事内容はそつなく出来ていたので仕事量は即戦力として申し分なかったはずでした。
派遣の入社後すぐに関わる仕事のメインポジションを務めました。
だけど連日の残業にて身体が既に派遣の段階でおかしくなっていました。
朝起きれないのは前日の仕事を頑張りすぎたせいなのに、正社員となった場合は裁量労働制なのに出社時間が決まっており(違法)、違法なのに遅刻すれば怒られる、辛かったです。
そして退職後は2ヶ月は毎日14時間眠り続けて、その後の5ヶ月も禁煙欝で記憶力すら酷いなかでの転職で、そこそこ頭の働きも悪かったと思います。
なんというか、今になって振り返ると燃え尽き症候群の傾向を感じてしまいます。
こういった問題では、社会的に不利にならないように助けを求められるかかりつけのお医者さんはみつけておいた方がいいですね。
私は確実に前職在籍中に体の不調を治す時間を取るべきでしたし、その点においてのマネジメント(仕事量の調整・増員など)を会社に要求するべきでした。
実際には、他に出来る人がいない仕事を引き受けているのに、残業多いねというマネージャーの言葉に密かに切れて退職をしてしまいました。
時間たくさん使って体の調子もひどい状態で仕事しているのに、すごく惨めでした。
他にも以前ちょろりと書いた派遣の営業担当からのアレな仕打ちとかも同時に重なっていたのでもうどうすれば状態でした。
仕事は鬼振ってくるけど評価はたくさんしてくれる現場リーダーが天使に見えましたし、今でもとてもいい上司だったと思います。。

退職後の就職活動

そして数ヶ月の憂鬱というか体調絶不調かつ仕事自体に不信感やトラウマみたいなのを引っさげている期間に「入りたい会社」のお祈りを軒並み食らい、なんとか「受かりそうな会社」への応募を始めてみました。
きっかけは転職エージェントのメルマガを整理していた際にどうやらエージェントサービスで担当を付けてもらった様で、そこから名の知れた会社よりも身体に無理のない条件優先の仕事を見つけてもらうことになり、トントン拍子に「聞いたこともない会社」への応募が始まりました。
そして書類が通った正社員二案件、派遣社員一案件の面接に出向き、内2件で内定を貰えました。
が、私が選んだのは「コンテンツになんの興味もない」「実績になるのかすらわからない」「通勤が今までで一番長い」零細企業です。
勿論事前に決めていた残業の短さとかはある程度ありますが、裁量労働制
残業の短さは目安なので怯えています。
多大なる残業があってもそれは私の裁量でありなんの問題もないなと。

勿論新しい仕事の書類上はいい所も多々ありますが、あまり詳しく書くとアレなのでまた今度。
ひとまず家庭をもてた際に有利に働く関係の福利厚生つきです。
総合的に「不本意な転職」である事には変わりありませんが、折角受かった会社ですので過去におこった給料未払いがない会社であればしばらくは頑張っていこうかと思います…。

しかし本当に悔しかったです。自惚れかわからないですがスキルさえあればと思っていた節がありました。私が男だったらもう少し待遇も良いのだろうかとかも考えました。
だけど挑戦させてくれる土壌は現実には無く、分かってます、妙齢で低学歴でブランクも大きい大した実績も無いので仕方ないです。

ただ、今回不本意な転職に甘んじて、このような決定の仕方で果たして最後まで生きられるのかなと疑問に思うことも出てきます。本当に怖いです。ミッドライフクライシス
しかしながら、これだって乗り越えないといけないことだろうなと思います。
余計な不安は飯の種にもならないのでローテンションながらもやるべき事を毎日やって行こうと思う次第です。

それにしても全く嬉しく無いが故に、パートナーからの転職祝いも辞退しました。
また簡単にやめてしまうのが怖いので。
そういった周りの方からの祝福すら断ってしまうところを見るとそれはそれで「なんだか根の深い問題」があるのだなととても怖くなってきます。。
自分のことが好きでは無いから最良の選択を取らなかったのでは無いか、ととても自分に対して疑心的です。

おまけ。マシュマロテストの最新情報

私の大好きなマシュマロテスト、オリジナルの実験結果に疑心的であった研究者によって、より大きな規模での再現実験がされたそうですが、結果は「オリジナルの実験結果を再現できなかった」とのことでした。
どうやら統計の分母が主にスタンフォード大学内の対象であった事に別の研究者は疑問を持ったようで、子どもの長期的な成功にとって重要な事は、マシュマロテストを長年実施してきたウォルターミシェル氏がキーと設定してた「自制心」は限定的であり、長期的成功に付随する要素は「3歳時の家庭環境や家庭の収入」であることが示されてしまった模様です。

gigazine.net

「3歳児の家庭環境や家庭の収入がその後の人生に影響」ということもあり、ただでさえ上記の就職の件で沈んでいたので辛くなりました。
今までもマシュマロテストには貧困層がマシュマロテストで試された自制心を育むカリキュラムを行うと効果の代わりに健康を失いやすいとか色々ありましたが、ここまで現実的な結果なんだな…と妙に納得しました。要は、社会通説として今まで言われてきたとおりに子供の成功については生まれた家庭の収入や環境に依存するという研究結果のようです…。

ちょっと自分の就職結果のこともあり、こちらの研究結果もあり、少ししょげています。

それでも私はマシュマロテストの提案者であるウォルターミシェルが大好きなのは、彼はすべての子供が成功を獲得できるためにという目的で研究を続けてきたからです。きっとこのような結果を踏まえてこれからもマシュマロテストに精査が入り、人間の色々な傾向が明らかになり対策がなされていくと思います。

未来の子供が少しでも報われるといいなと思いますし、それでこそ知的生物を何万年も続けてきた結果であってほしいなと思います。
大脳の暴力的というか野性的な部分は果たして進化(退化?)していくのか、退化することがはたして人類のためとなるのか、すごく興味があります。
が、もう妙齢なのでその結果を見れてもあと3.40年でしょうか…。

頑張ろうと何しようと、色んなことがもう遅かったんだなと思った最近です。
そんな中なのでせめてなんかしらを楽しんでいきたいなと思いました。

多分、気をつけないともっともっとひどい状況になり得るだろうとは思っているので、それを回避して行かないとですね。