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成功しているのに自己肯定できない「詐欺師症候群(インポスター・シンドローム)」

こんにちは、のほほんです。

ニートで努力もしないダメ人間なのほほんですが、三連休は有意義に過ごす事が出来ました。
金曜日は前回の日記に書いた通りダメモードでのほほんとして過ごしまして、土日は人に会ってお酒を飲んで楽しく過ごして、と久しぶりに複数人数で過ごしました…。
それくらい知り合いが普段から少ないという事で。

そんな他者との交流で私が昔から気にしている事、何となく今まで解決してなかった「新しい行動をした後の、他人の気持ちが気になるモヤモヤ感」を書いてみたいと思います。

 

自分の行動気にしすぎ?上昇志向が高すぎる?自己肯定感が低い?

何か新しい行動、例えば、新たなコミュニティに自ら進んで交流する・知り合って間もない人たちと打ち解け自分の考えなどを話す…
そんなことをした後、モヤモヤというか、
「もっと上手い返しが出来なかったのかな」
「あんなこと言ってしまったけどあの人気にしてないかな」
と、もう過ぎてしまった過去の行動を気にしてしまい心が落ち着かない事が自分の人生には多々ありました。

その場で他人を怒らせたりはしていません。
どちらかと言うとみんなで楽しく時間を過ごせたりしたかと思います。
多少意思疎通が下手で会話があれ?って感じでしらける時もあるけれど、長年の友達でもなければそんな事よくある話。
でも、後から自分を責めてしまいます。これが他人だったら責めたりしないはずですが。
「会話」が「得点」だとすればもっと高得点を取れる能力はあったはずなのに何故あんなところで話が詰まって変な事・適当な事言ってしまったのだろうなんて。
こんな事思った事ある方は私だけではないはず、と勝手に思い込んで一先ず安心感に包まれないと気になりすぎてざわざわしちゃって無理!みたいな感じです。
長年、対人関係ではこれがきっかけで悩んでしまい、その後も上手く立ち回れない…みたいな悲しい気持ちで人に対応してきました。
こんなに気にしいで気難しかったらそりゃ友達出来ないよね、って話です。
今でこそ(少なくも長年付き合って支えてくれた)周りの方のおかげもあり、このモヤモヤを表に出すことは無くなりましたが、若い頃の不特定多数の方とお会いするイベントの後などは自己否定感に潰されそうになり他人に愚痴を聞いてもらったり癇癪かってくらい泣きわめいたりしてました。恥ずかしい…でもそれも人生、人生色々。

詐欺師症候群(インポスター・シンドローム)かもしれいない?

さて、土日に人に会って、久々にそんな感情の波が久々に来ました。
自分の行動が間違っていなかったか、モヤモヤします。中年なのに繊細。どうしよう。
とりあえずブログに書いてみようとは思ってたのですが、たまたまライフハッカー日本版のこちらの記事で「詐欺師症候群(インポスター・シンドローム)」というものがあるのを知りました。

www.lifehacker.jp

上記リンクを読んだことをまとめると、「(主に)完璧主義の女性が陥りがちな、現実の大凡評価の悪くわない状態に対して、自己肯定感を十分に感じられずに不安に陥る」と言ったところかなと解釈しました。
この症候群をググって出た記事を何個か読みましたが、バリキャリ女子に多いようです。
自分はバリキャリとは対極のニートなので、必ずしもこちらの症候群ではないかとは思うのですが、男性は同じような状態でも自己肯定感に繋げ易いとすれば、自分は女性なのでそうなりがちな部分はあるかも、と解釈しました。勿論、男女関係ないものでもあります。

そんな詐欺師症候群の記事ですが読んで心が軽くなった記事がありましたので引用したいと思います。
まずは、インポスター症候群 - Wikipediadでは

インポスター症候群という言葉が最初に使われたのは、ポーリン・R・クランスとスザンヌ・A・アイムスの研究においてであり、社会的に成功した女性の多くが、自分を賢いと思わず、他人から過大評価されていると考えていることを明らかにした[2]インポスター症候群は、別名インポスター体験とも呼ばれるが、これはクランスの提案によるもので、彼女は後に「もし最初からやり直せるなら、私はインポスター体験と名付けただろう。それは症候群や精神障害ではなく、誰もが経験するものだからだ」と述べている[4]。用語を変えることで、自分の経験を特別なものと見なさず、より正しい理解ができるようになるとしている。

研究者のポーリン・R・クランスは、「症候群や精神障害ではなく体験だ」という提案をしているようです。
「誰もが経験する」というのもなんだか安心できます。つまり、このモヤモヤ感は自分を肯定するためのステップとも言えるのかもしれませんね。

そしてもうひとつ、BizHint HRでは

著名人の告白

インポスター症候群が注目されるきっかけになったのが海外の著名人による告白です。

Facebook社のCOO(最高執行責任者)を務めるシェリル・サンドバーグ氏もその一人で、彼が自身の著書〝LEAN-IN〟の中で記している内容によると「学校で自分で発言したときに変な事を言ってしまったと感じた」「いつか自分の中身がバレる」といった不安に苛まれたこと、またそれが「インポスター症候群」(インポスターシンドロームImpostor Syndrome)という症状にあてはまるもので、自分だけでなく多くの人に共通するものであったということを告白しています。

 まさかのFacebook COOまで同じ体験をしていたとは。
これを読んだ時に、悩むんじゃなかった…大量の涙、勿体無い…と思いました。
こんな心理的変化・体験があるということを知ってから
「想像以上に不安になるべからず。
結果に対してどしっと構えるのも良い。
そして何より中年らしく。
と、あまり身構えても仕方ないかなって気が楽になりました。
ライフハッカーの記事は、詐欺師症候群への処方箋が掲載されています。きになる方は読んでみてください。

 

この日記では自己否定や不安に注目して「詐欺師症候群(インポスター・シンドローム)」を紹介する形になりましたが、wikiなんかを読んでいただくと、この体験の社会的影響はそこそこ大きいのでは無いかと思います。
女性は喋るのが好き、特に不安に関しては喋る・誰かに気持ちを分かってもらえると落ち着く、って傾向もありがちと感じます。
となると、不安を揺さぶる詐欺師体験(症候群)の対処法がもっと世の中に浸透したら、気楽に考える事ができたら個人的な気持ちとはいえ人生のトラブルが減るのではと考えてしまいました。
悩むのも悪いことでは無いですが、この体験によって挫折から恐怖症に陥る場合も考えてしまいました。
中年でもこんな心理的体験があるのだと知り関心しましたので、若い方や葛藤中の方に知ってもらえたらいいなと考え、こんな日記を書きました。

ところで・・・

 

インポスター症候群・インポスター体験って言いにくくないですか?

なんというか、字面というか。連想というか。
インポスターは「詐欺師」って意味です。
え、連想しない?自分だけですか?(汗)あはは。

 

読んでくださった方々ありがとうございました。

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